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2009年04月30日

時代小説『戦場の桜』その14

牛丸がその巨体をずいっと前に出した。

「モー、眞之介構えろ、モー」

眞之介が構えると同時に、牛丸が突っ込んできた。

「モー、必殺の猪突猛進剣受けてみろモー」

「牛のくせにイノシンでござるかい」
と心の中でツッコミながら、木の棒を握り直した眞之介であったが、牛丸のパワーは予想を上回った。

「な、なにー、お、お、重い」

牛丸の木の棒を受け止めると、そのあまりの重さに、歯を食いしばって耐えた。
「モー、耐えられるか?このまま背骨を折ってやろうか?モー
お前が逃げれば、国松を潰すだけだモー」

「眞之介、私のことは気にするな。一旦よけろ。このままでは、お前の背骨が…。」

「モー、友達を庇って、自分が死んじゃうのか?国松はもう動けないから、オメーが耐えたって、結局共倒れだモー」

「そうだ、眞之介。私に構うな。それよりも、一旦逃げて、軍旗を守ってくれい。」

「モー、ほれほれ国松もそう言ってるモー。国松に手荒な真似はしないモー。」
眞之介は、歯を食いしばりながら、

「国松は、オレの最初の友達なんだ。友達を守れなくて、国を守るなんてできないでござる。逃げれば簡単だけど、一度でも逃げたら、また逃げることになるでござるよ。オレは絶対逃げないでござる。」

そう言うと、眞之介の体が真っ赤に染まってきて、牛丸の木の棒を押し返しているように見えた。

「モー、な、な、なんだモー」


つづく


青春マンガか?
ジャンプにありそうな…。
友情と努力、みたいな。

作者寝不足のため、内容についてはツッコミどころ満載かも…。


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