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2009年04月22日

時代小説『戦場の桜』その10

仁三郎と伊蔵の軍勢がときのこえをあげながら、弥一の陣に突っ込むと、敵陣から何か黒いものがヒュンヒュンと飛んできて、彼らの行く手を遮った。

「なんだ?なんだ?ウヒョヒョ」

「マツボックリずら。痛くないずら。」

「あれ?何かベタベタするぞ。なんだこれは?松ヤニか?ううっくせぇ。ウヒョヒョ」

「松ヤニずら。ベタベタして動きにくいずら。馬が前に進もうとしないずら。」
と、仁三郎と伊蔵の軍勢が体にくっついたマツボックリを叩き落とそうと右往左往していると、弥一の軍の丸太が左右にぱあっと開き、馬に乗った軍勢が

「今だ。突っ込むぞ!今までの恨み晴らすときは今だ!
仁三郎と伊蔵をやっつけるぞ!」

弥一の目には、仁三郎と伊蔵を睨み付けながら、軍配の代わりの木の棒を思い切りふった。


つづく


まだ直接対決してないじゃん…。
眞之介はどこへ?

ちなみに写真は佐鳴湖南岸の藤の花。


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この記事へのコメント
「ずら」って そちらで使うのけ?
そういや、こないだまでやってた テレビ番組の「銭ゲバ」って見てたけ?

「世の中 銭ずらー!」のセリフが いやはや・・・・ ^^;
でも、主人公の迫真の演技に圧倒されてた芽衣ちゃんだに。

ところで、佐鳴湖南岸に こんなに綺麗な藤の花があったんだね。
知らんかったやぁ~~
Posted by 芽衣芽衣 at 2009年04月22日 09:14
眞様はいずこへ~??

佐鳴湖に藤棚があるなんて知りませんでした!
Posted by りすの森りすの森 at 2009年04月22日 09:53
芽衣ちゃん
こんにちはでござる

「ずら」は伊豆半島の方で使う。
ただ、今はお年寄りしか使わないと思うけどね

今は「ずら」→「だら」って感じかな

「きゃーる(かえる)が鳴くずらよ~」
みたいな

「銭ゲバ」は見てないずら~

東岸から走って行って、ほぼ南岸っていうところにあったよん
それだけだから、芽衣ちゃんのカメラ目に適うかはわからんに~

コメントありがとうございまする
Posted by しんちゃん405しんちゃん405 at 2009年04月22日 16:56
りすの森さん
こんにちはでござる

眞之介は、どこで何をしているやら
眞之介のことを気にしてくれるのは、2名しかいない・・・(*_*;

まあ、気長にお待ちくだされ~

藤棚は、上にも書いたけど、そんなに大きくないし
藤も長くはないよん。
南岸のところからちょっと東に行った方だよ

もう少し咲いたら行ってみてね~

コメントありがとうございまする
Posted by しんちゃん405しんちゃん405 at 2009年04月22日 17:05
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    コメント(4)