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2009年04月17日

時代小説『戦場の桜』その8

まだ朝靄にけむる戦場を見渡し、国松がつぶやいた。

「何か今日は様子が違うぞ。やつらの面構えが自信に満ちている。何かありそうだなぁ。」

「大丈夫だよ、国松。いつものように蹴散らしちゃおうよ。」

と、いつものように明るい眞之介。

国松は、眞之介に何やら耳打ちをした。

「えっ?そんなことしたら、国松が…。」

「大丈夫だよ。眞之介が頑張ってくれれば。」


かねての手はずどおり、仁三郎隊が元気に出陣していった。
伊蔵隊もすでに配置についているようだ。

仁三郎が、岩之丞の前でお尻を向けながら、
「へーい岩之丞。いつものように泣きながら母ちゃんのおっぱいに帰るのかー。悔しかったら、打ち負かしてみろよー。ウヒョヒョ。」
と挑発すると、岩之丞は顔を真っ赤にさせて
「うぬー、いつもいつもおちょくりやがって。今度という今度は許さん。目にもの見せてやる。ものども進めー。おちゃらけ仁三郎を叩きのめすのだ!」

岩之丞の一番子分弥一が遮二無二突っ込んできた。

「弥一かぁ。ちょこざいなやつめ、返り討ちにしてやる。ウヒョヒョ。
おっと、国松から負けて逃げろって言われてたんだっけ。
しょうがない。」

「弥一め、意外とつよいな。ウヒョヒョ。逃げろー。ウヒョヒョ」

「仁三郎め、逃げるかー。追えー逃がすなー」


その時、岩之丞の隣にまるで湧いて出たかのような人影が…。

「あれは、計略です。乗ってはいけません。弥一どのに授けたとおり、追いかける真似をさせ、鎮守の森の手前で陣を敷かせなさい。」


つづく


おいおい、また新しいキャラかよー。まさか、またキャラ紹介で一話使うんじゃないか?謎


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この記事へのコメント
人影・・・ついに名前のない新キャラが登場しましたね(笑)
“その10”までには眞之介の活躍が見れるかな~???
Posted by ふ~ちゃん at 2009年04月17日 16:20
ふ~ちゃん
こんにちはです

名前を考えるのが実は面倒・・・。
明日までには考えるつもり。
眞之介の活躍は、まだまだ先かと・・・。
ヘタレだから。

ただ、ヘタレが何かあると変わっていくかも
さて何が?

口から出まかせ・・・。

コメントありがとうございまする
Posted by しんちゃん405しんちゃん405 at 2009年04月17日 17:15
今後の展開が楽しみですね・・・期待してます
Posted by yotayota at 2009年04月19日 22:57
yotayotaさん
おはようございまする

あまり期待されても・・・。

土日休んだし・・・。

コメントありがとうございまする
Posted by しんちゃん405 at 2009年04月20日 05:40
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時代小説『戦場の桜』その8
    コメント(4)