時代小説『戦場の桜』その13
「な、な、なんだ?」
風が吹いて、国松を今にも叩きすえようとしていた木の棒がすべて叩き落とされた。
一陣の風がおさまると、そこには国松を庇って立つ眞之介が…。
「眞之介、何故ここに?」
「国松を、友達を痛めつける奴は許さないでござるよ」
「計画では、今頃弥一軍と戦っているかと…。」
「鎮守の森に向かっていたんでござるが、どうしても国松が気になって、一人で戻ってきたでござる」
眞之介は、友達が痛めつけられるなど、緊急の事態の時は、スーパー眞之介になり、語尾に「ござる」がつくのだった。
「岩之丞殿。彼が眞之介ですか。ただ、一人のようですねぇ。多勢に無勢です、軍旗もろとも、討ち取ってしまって下さい。」
呆気にとられていた岩之丞であったが、有楽斎の一言で我に返った。
「そうだそうだ。ヘタレの眞之介だ!みんなで取り囲んで討ち取ってしまえ」
一斉に斬りかかるも、眞之介は国松を庇いながら、受け止め、一閃した。
岩之丞軍勢はバラバラと倒され、それぞれが急所を打たれたように、木の棒が握れない状態になった。
軍勢の中から、牛丸がずいっと進み出た。
「モーおれがやるしかないモー」
つづく
「ござる」はカッコ悪いぞ、眞之介。眞之介は「ってばよ」にしたいって言ったが、アニメのナルトのパクりになるので、コンプライアンス上問題があるので、ダメ出ししました。
なんじゃそりゃ(((・・;)
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