冬の蛍と月

しんちゃん405

2009年01月14日 08:21

朝のジョギングで見かけた



じゃなくって~



暗くて見えないかもしれないけど
解体中の冬の蛍ツリーと欠けてきた満月です

「平家物語」
 祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり
 沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理をあらはす
 おごれる人も久しからず ただ春の夜の夢のごとし
 たけき者もつひには滅びぬ ひとへに風の前の塵に同じ

満月はいつも満月でいるはずはない
必ず欠けてきます。
ただ、欠けたからといって、終わるわけではない
半月や三日月はそれだけでも見る価値はある。
新月になったら、また満ちて満月になっていく。
いつも同じことをやっていては、必ず欠けていくことになります。
変えていくことが必要だと思う。

冬の蛍も今年で終わりらしいが
また、新たに変えていくのだろう。
変えていくことで、また新たなものを生み出すために。

この世をば、わが世とぞ思う望月の
欠けたる事の、なしと思えば

とはいかないのが人生です。

ちなみに、最初の写真は1月10日の夜に撮った冬の蛍です。

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